現在日本では、全国的に空き家の数が増え続けており、問題を引き起こしています。
空き家の数はどんどん増え続けている状況です。
空き家の日本においての数ですが、これが2033年には2150万戸になり、全体の30.2%に達すると予想されています。
そこで、こちらの空き家を再生しながら収益を得る空き家投資が注目されています。
空き家投資の手法や、特徴についてご紹介したいと思います。
まずは自分ひとりで空き家を探そうとしても厳しいので、無料相談やセミナーを利用してみてください。
余計なお金をかけることなく空き家不動産投資を成功させることができます。
空き家が増えている?空き家不動産のメリット
近年、空き家や古家をリフォームして賃貸に回す不動産投資法が人気になっています。いわゆる「空き家不動産投資」です。
不動産投資の中でも、はたして空き家不動産投資とは、どれほどおいしいビジネスモデルなのか。そして、普通の人が手軽に行えるものなのかメリットをご紹介します。
新築よりも低額で投資することができる
空き家不動産投資の大きな特徴が、物件を格安で購入することにあります。
空家の場合には、都内の一軒家でも、かなり古かったりボロボロだったりする空家の場合、数百万円で買うことが可能です。
新築の場合よりも安い理由として、「再建築不可物件」であることも、安いことの大きな理由です。
実際に空き家は年々増加しており、今や全住戸の1/5近くを空き家が占めるといわれます。
こうした要因が折り重なることで、都内でありながリフォーム代をあわせてたった数百万円で一戸建てが手に入る状況が生まれています。
マンション投資よりも遥かに高い利益率
そんな空き家不動産投資の最大の魅力は、やはり利回りの高さにあります。
仕入れ価格がとにかく安いだけに、賃料を普通に設定しても大きな利回りとなるのです。多くの場合、利回りは10%を超え、中には15~20%にのぼる物件もあったりします。
それに加え、賃貸需要もおおむね高いようです。
空き家はもちろんですが、近年、築古物件をいい感じにリフォームして住むのがトレンドになっていることも、こうした需要を後押ししているでしょう。
空き家投資のデメリットは?
空き家投資のデメリットについても見ていきたいと思います。
リフォーム、リノベーションにお金がかかることがある
空き家不動産投資の最大のデメリットといえるのが、リフォームが必要になるところや、手間や知識がいる点もデメリットです。
リフォームするにはリフォーム業者とのやりとりや内容の吟味などが必要となります。
入居者を付ける際にも、不動産屋とのやりとりが必要です。
知識がない人や本業が忙しい人にとっては、なかなかハードルの高い作業といえるでしょう。
また、いざ物件を購入してリフォームしたところで、入居者が本当に付くかどうかはわかりません。
せっかく購入金額を抑えても、リフォームとリノベーションにお金がかかるのでは利回りが大きく変わってきます。
リフォームローンなどもありますが、それだけローンが増え、利回りが低くなります。
金融機関の融資が下りにくい
空き家不動産投資の最大のデメリットといえるのが、物件購入の際に、金融機関の融資がまず下りないことです。
なぜかというと、再建築不可物件はローン審査において、物件としての価値がほぼないものと見なされるからです。
これはなぜかというと、銀行の基準として、再建築不可物件は、基本的に“売ることのできない物件”と金融機関に判断されます。
空家の場合に融資が下りにくい理由はこれらになります。
空き家投資には種類がある
空き家には、どんなタイプのものがあるのかを知ってこいましょう。空き家には以下のタイプがあります。
賃貸用
利便性の高い地域にある空き家であれば、貸し出すことが可能です。このタイプの空き家が一番投資に適しています。
売却用
売却用として低価格で売りに出ていた空き家を購入して、高く売る場合などです。
ただ、これは空き家を賃貸に出すよりも難しい投資だと言われています。
不動産投資するための空き家の見つけ方、情報を得るには?
空き家不動産投資をいざ始めようと思った時に、新築物件ならいざ知らず、空き家物件の探し方はなかなか難しいものです。
そこで、いくつかの「空き家を探すための方法」についてご紹介します。
歩いて空き家を見つける
借りたいと思う地域を歩きまわり、空き家を探します。
自分の希望の立地で、条件に適った空き家を見つけたら、近所の人などにオーナーの方の連絡先を聞きます。
ただしこの場合不審者と思われることもあり、かなり地道な作業になります。
人脈を使って、空き家情報を得る
人脈をたどって、空き家を持っている人を探します。
個人同士の売買は結構多いみたいです。
「祖母が亡くなって、祖母の住んでいた家が空き家になった」など、意外に普段の会話の中に空き家の情報が出てきます。
また、同業者や不動産業者の人脈を広げることで、市場に出る前の空き家を知ることが出来ます。
良い空き家は不動産屋に取られてしまう前に、空き家情報を得るために、常にアンテナを張ることが肝心です。
業者を使ったり、セミナーに参加して空き家投資を勉強する
空き家を探すには業者の手を使うことや、相談をすることがおすすめです。
区で運営しているものもあれば、大手不動産会社が運営しているものもあります。
空き家不動産投資オンラインセミナーなどに参加をすることで、ノウハウを基礎から学ぶことができます。
空き家不動産投資をする際に、もう一つ大事なポイントがあります。それが、空き家のニーズや投資方法など、調査です。
いくら状態の良い空き家でも、やり方が分かっていなければ、購入したところで、投資にはなりません。
しっかりと学び、理解しておくことで余計なお金をかけることなく空き家不動産投資を成功させることができます。
まとめ
空き家投資にはたくさんのメリットがあります。
ただ、その反面、デメリットもありますので、高利回りの物件は数字に惑わされると、失敗します。
空き家はリフォームの可能性もあるため、必ず投資前に物件の入念な下準備や学ぶことが大事です。
空き家は、放っておくと持っているだけで税金がかかり、資産としての不動産ではなく、お荷物的な「負」動産になってしまいます。
せっかく空き家に投資をするのであれば、しっかりと空き家の現状を理解し、財産となるよう空き家を磨きましょう。